背景を消したあとの余白を詰める|自動トリミングとパディングの設定
背景削除・トリミングコラム
背景を削除すると、被写体の周りには透明な余白が残ります。
画像の寸法は元のままなので、1170×1025の絵から人物を抜いても、書き出されるのは1170×1025の画像です。
そのまま使えることもありますが、アイコンやスタンプに使うなら、たいていは周りを切り詰めることになります。
Kirinukumaは、背景の削除に続けてこの切り詰めまで行います。
サンプル画像の場合、1170×1025が599×499になります。
どこを余白とみなしているか
判断しているのは、色ではなく透明度です。
ほぼ透明といえる画素を余白として扱い、それ以外が残っている一番外側の位置を上下左右それぞれで探して、その内側を切り出します。
白い背景の上に白い服のキャラクターがいても、透明度で見ているので服が切られることはありません。
切り詰めが不要な場合は、基本画面のトグル、または詳細設定の「自動トリミングをオフにする」で元の寸法を保てます。※半透明のエフェクトが画面の隅まで広がっている絵では、そのエフェクトも被写体として扱われるため、枠が大きめに出ます。
余白(パディング)を足す
既定では、被写体にぴったり接する位置で切ります。
詳細設定の「余白(パディング)」に数値を入れると、その分だけ四辺に透明な余白を戻せます。
足したくなるのは、たとえば次のような場合です。
- アイコンにしたとき、輪郭が枠に接して窮屈に見える
- あとで縁取り(フチ)を付ける予定があり、はみ出す分の逃げが要る
- 影やぼかしを後から足す予定がある
逆に、素材として他のソフトへ渡すだけなら0のままで困ることは少ないと思います。
足りなければ後から足せますが、切りすぎた分は戻せないので、迷うなら少し多めが無難です。
切り詰めないほうがよい場面
寸法を変えたくない場合もあります。
- 背景だけを差し替える予定で、被写体の位置を動かしたくない
- 同じ構図の画像を複数用意していて、位置関係を保ちたい
- 渡す先のツールが、決まった寸法の画像を求める
この場合はトグルを外せば、背景の削除だけが行われ、寸法は入力と同じままになります。
設定は後からでも変えられます。
値を変えると処理済みの画像にも自動で再適用されるため、投入し直す必要はありません。
枠を自分で決めたいとき
自動で決まった枠は、各画像の「調整」から手で動かせます。
四隅のハンドルをドラッグして範囲を変えるほか、「正方形化」で縦横を揃えたり、「枠を自動再計算」で元に戻したりできます。
複数の画像で寸法を揃えたい場合は、共通枠という設定が別にあります。
そちらは複数の立ち絵でサイズをそろえるで説明しています。
イラストの背景を自動削除&余白自動トリミング
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