切り抜いた素材を使う前に|寸法の揃え方とファイルの軽量化
背景削除・トリミングコラム
切り抜いた透過PNGは、そのまま使えることもあれば、渡す先の都合に合わせて整える必要が出ることもあります。
用途ごとに引っかかりやすい点を並べておきます。
アイコンにする
正方形を求められることがほとんどです。
切り詰めた結果は被写体の形に沿った縦長・横長になるので、そのままだと上下または左右が切られたり、余白が入ったりします。
調整モードの「正方形化」で枠を正方形に揃えてから書き出すと、この行き違いを減らせます。
輪郭が枠に接するのが窮屈に見える場合は、詳細設定のパディングで数十px足すと落ち着きます。
スタンプや絵文字にする
小さく表示される用途では、余白の量がそのまま見た目の大きさを左右します。
周りに透明な余白が多いと、表示される枠の中で被写体だけが小さくなります。
切り詰めたうえでパディングを0のままにしておくと、同じ表示枠でも被写体を大きく見せられます。
縦横の比率が大きく違う絵は、表示側で縮められて細く見えることがあります。
そうした場合は、調整モードで枠を正方形に近づけてから書き出すほうが収まりがよくなります。
立ち絵として重ねて使う
差分を切り替えて表示する用途では、寸法と位置が揃っていることが前提になります。
切り詰めを1枚ずつ行うと差分ごとに寸法が変わるため、まとめて投入して共通枠で切るほうが扱いやすくなります。
手順は複数の立ち絵でサイズをそろえるにまとめました。
配信や記事に載せる
配信ソフトのオーバーレイや、ブログの挿絵として使う場合は、背景に載せたときの見え方が最終確認になります。
暗い背景に載せると、輪郭に残った明るい色が見えることがあります。
気になる場合は詳細設定のエッジ収縮を上げるか、調整モードでその箇所だけ削る形になります。詳しくは切り抜きの縁に残る色を消すにまとめました。
ファイルが大きいとき
透過PNGは、色数の多いイラストではファイルが大きくなりがちです。
投稿先にファイルサイズの上限がある場合は、ここで止まることがあります。
効き方が素直なのは寸法のほうです。
長辺のピクセル数を落とすと、ファイルサイズはそれに応じて下がります。
透明を保ったまま軽くしたい場合は、同じく植木鉢団の画像縮小ツールShrinkumaが使えます。こちらもブラウザ内で処理し、画像は外部に送信されません。※JPEGに変換すると透明は失われます。透過を保つならPNGかWebPのままにしてください。
元の画像は残しておく
切り詰めた画像から、切り落とした部分を戻すことはできません。
後から別の用途に使う可能性があるなら、元の画像は残しておくほうが安全です。
設定を変えて処理し直すのは、元の画像さえあれば投入し直すだけで済みます。
イラストの背景を自動削除&余白自動トリミング
Kirinukumaならブラウザ内で安全にイラストの背景を削除できます。